暇だったので・・・。

にっぽん蔵々紀行 (光文社文庫)

にっぽん蔵々紀行 (光文社文庫)

以前からちょっとづつ読み進めていた本だけど、12日の夜が暇だったので、半分ぐらいを一気に読んでしまった^^;。
しかしこの本の著者、勝谷誠彦という人。この人はよくテレ朝で見かけてたんだけど、著書を読むのは初めてだった。テレビでの発言と、灘高校出身という事から(?)のイメージ通り、ちょっと着飾った文体には最初戸惑ったが、読み進めるごとにそれも気にならなくなり、日本酒がテーマの旅行記を楽しむことができた。
酒蔵を求めて旅をするという内容なんだけど、日本酒に関することだけではなく、蔵を取り巻くその土地土地の歴史について博学な事に驚いた。物を書く人にとってこれぐらいは当たり前なのか?
とにかく、なかなか面白い日本酒旅行記だった。続編も楽しみ。