日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか

日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)

日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)

三宅さんについて書いたあとで、「たかじんのそこまで言って委員会」繋がりではないですが、竹田恒泰氏の本を丁度今日読み終えた。
「子供と孫に読ませたくなる感動の日本論」と帯に書いてあったけど、日本のことが好きだと思えない日本人、そして日本に少しでも興味がある外国人に、是非読んでもらいたい本だと思った。
中でも気になったのが、勤労感謝の日の意味です。
勤労感謝の日は、働く人たちに感謝する日・・・ではなくて、もとはといえば、「新嘗祭」(にいなめさい)というお祭りが戦後に「勤労感謝の日」になっただけで、新嘗祭とは、天皇陛下がその年に育てた新穀を神々に捧げて、五穀豊穣を祝うというお祭りで、国民はそれまで新米を口にしないというのが本来の意味なんだそうだ。
勤労感謝の日にかぎらず、日本という国に脈々と受け継がれる本来あるべき姿というものに、これからもう少し目を向けていきたいと思った。