読了
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/02/03
- メディア: 文庫
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1995年3月20日の朝、東京の地下でほんとうに何が起こったのか。同年1月の阪神大震災につづいて日本中を震撼させたオウム真理教団による地下鉄サリン事件。この事件を境に日本人はどこへ行こうとしているのか、62人の関係者にインタビューを重ね、村上春樹が真相に迫るノンフィクション書き下ろし。
阪神大震災(神の子どもたちはみな踊る)の後に読んだのは、地下鉄サリン事件(アンダーグラウンド)でした。適当に何冊か買ってた本の中に、この2つがあったから続けて読んでみた。小説とノンフィクションということで、特にこの2つの本に関係は無いんだけどね。
ぶっちゃけ、田舎に住む俺には地下鉄サリン事件なんて他人事だった。今でもそういう気持ちは少なからずあるかもしれない。それだけに、この本を読むことができてよかったと思う。どこか他人事ではないような気持ちを持つことができて、いろいろ考えさせられる本だった。