読了。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)

なんだろう・・・、面白くて一気に読んだんだけど感想が書けない。話の流れも言いたいことも理解したつもりなんだけど、感想が書けない。
要するに、「影」を死なせずに済んだから「シャフリング」に耐えられたということかな。(違うかな^^;)というふうに思った。
読んでる途中に印象深い言葉があった。『期待をするから失望が生じるのだ』という言葉。話の中で特に重要な言葉という訳ではないんだけど、妙に納得してしまった。読み終わった後で、この言葉はどこに書いてたかな〜と探し始めたんだけど、2・3ページめくるとすぐに見つかった。我ながらこの辺の記憶力には感心する(笑)。ちなみにこれは、125ページの、海老が冷えすぎていて、オニオン・リングがふやけていたという話し。
それからサンドウィッチも食べたくなった(笑)。新鮮なパンと上物のマスタード、しっかりとしたレタスに手作りマヨネーズ、あとキュウリとハムとチーズ。これらをはさんで、よく切れる清潔な包丁でカットしたサンドウィッチね。それを美味しいコーヒーと一緒に食べると・・・。幸せだろうな〜(笑)。あとウィスキーも飲んでみたくなった。
物語としてもかなり面白かったんだけど、結局食べ物と飲み物の印象が強く残ったのかな〜(苦笑)。