獣の奏者

獣の奏者 (3)探求編

獣の奏者 (3)探求編

獣の奏者 (4)完結編

獣の奏者 (4)完結編

いやー、久しぶりに読みごたえのある話しで、最後はウルウルくる内容だった。
1つ残念なのは、「守り人」シリーズには地図が描かれているのに、獣の奏者には地図が描かれてないこと。文章ではいろいろ位置関係の説明はあるんだけど、やはりそれではなかなかイメージできないんだよね〜。地図が1枚でも書かれていたら、この広大な世界観をもう少し実感できただろうと思のは俺だけだろうか・・・。
それでも、王獣と闘陀という架空の獣と、それらを巡る壮大な世界の歴史はまさにリアル!「守り人」シリーズもそうだったけど、どうしてゼロからこんな壮大な世界を作り上げることが出来るんだろう・・・。やっぱり凄いな〜上橋さんは。これからもこの人の作品は読み続けていきたい。
とりあえず「守り人」シリーズが読み終わってないので、文庫の出版を楽しみにしておこう。

こんなものだ、と見切ってしまえるほど、人は人についても、世界についても、知りはしないのだ。