しゃべれどもしゃべれども

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

少し前にこの映画やってて見たかったんだけど、こっちではやってなくて見れないでいた。もう少し前から落語に興味はあったし、いい機会だから原作を読んでみることにした。

しゃべりのプロだろ、教えてよ…あがり症の従弟や口下手の美女から頼られて、話し方教室を開くハメになった若い落語家・三つ葉。苛めにあった小学生や赤面症の野球解説者までが通ってきて…。
胸がキュンとして、思わずグッときて、むくむく元気が出てくる。読み終えたらあなたもいい人になってる率100%。

これ読んでも落語のことはあまり分からないけど(苦笑)、そんなことは抜きにして、とてもいい読後感の本だった。
映画の主演は国分なんだけど、俺のイメージは国分じゃないんだよね〜。これは映画を見るべきか止めとくべきか・・・。迷うな〜。