ハンガリーから排出権購入

<温室効果ガス>削減目標達成へハンガリーから排出権

政府は京都議定書で義務付けられた日本の温室効果ガス削減の目標達成に向け、ハンガリー政府から排出権取引(ET)により、余剰排出枠を買い取ることを決めた。二酸化炭素(CO2)換算で最大1000万トンの購入を視野に、週内にも具体的な交渉を始める見通しだ。成立すれば、海外からの余剰排出枠購入は初めてとなる。

カーボンオフセットの葉書を買っておいてあれだけど、本音としては、二酸化炭素の排出権をカネで取引することは、俺は感心できないと思っている。現実的に義務を守るためには仕方ないということは分かる。でもやっぱり、国としてもっと排出量を減らす努力をする必要はあると思うし、そのためにできることはいっぱいあると思う。
とりあえず燃料電池車の普及が、手っ取り早くて効果も大きいと思っている。最近話題になっているバイオエタノールを頑張って作ったところで、結局5%ほどをガソリンに混ぜて使っているだけだし、二酸化炭素は相変わらず排出されていることを考えると、あまり意味があるとは思えない。その点燃料電池車は化石燃料を使わないし、二酸化炭素も出さないんだから(詳しく調べたワケじゃないので、ツッコミはなしでよろしく)、これを普及させない手はないと思うんだけど・・・、あまり開発が進まないのは原油利権からの横やりか?それとも開発が進んでいることを俺が知らないだけか?
どっちにしても、この技術を確立させたところが世界の主導権を握ると思うんだけど・・・、考えすぎかな?