何がおかしい

何がおかしい―笑いの評論とコント・対談集

何がおかしい―笑いの評論とコント・対談集

著者の名前は聞いたことはあったけど、この人のことはよく知らなくて、というか全く知らなくて、男か女かも分からなかったわけだけど、以前「週間ブックレビュー」で面白いと言っていたので読んでみた。
内容はタイトルにあるとおり”笑いの評論とコント・対談集”。
笑いの評論は「論座」という雑誌に掲載されたものらしいけど、いろいろ問題があって掲載されなかった「物言えば」という話しが特に良かった。世の中「言論の自由」だなんて言いながら、そんな自由はどこにもないということがよく分かる話しだった。
コントやお笑いには俺自身あまり興味がないからか、収録されているコント集には特に魅力は感じなかった。そもそも、実際にコントを見たら面白いんだろうとは思うんだけど、本で読んでるから伝わらないんだろう。
この人のことを知らなかったような俺が、買ってまで読むような本ではなかったかな。後で気付いたけど、高いんだよこの本(苦笑)。