日本人が知らない世界の歩き方

日本人が知らない世界の歩き方 (PHP新書)

日本人が知らない世界の歩き方 (PHP新書)

すこしだけ目線を変えれば、人生の苦楽も違って見える。
不条理や裏切り、社会の嘘や戦争の悲惨、女の虚栄心に男の支配欲......実際に世界を歩けば、この世は「ろくでもないこと」ばかり。しかし、そこにこそ人間の真実がある。だから、おもしろい。

自分は常々、人の考え方には違いがあって当たり前で、違いを理解し受け入れることこそ、良い人間関係を築くためには重要なことだと思っていたわけだけど、この本を読みながら、世の中には到底理解できない不条理な現実があり、日本人が当然と思っている考え方が、全く通用しないということを、自分は1度も実感しないで生きてきたことが、ちょっと恥ずかしくなった。
世の中には自分には到底理解できない現実があり、逆立ちしたって受け入れることの出来ない考え方もあるということが勉強になった。あと、自分は幸せなんだということが改めて実感できた。