読了

こころ (新潮文庫)

こころ (新潮文庫)

先日読んだ『吾輩は猫である』に次のような会話があった。

「自殺するんですか」
「ところが惜しい事にしないのだがね。今から千年も立てばみんな実行するに相違ないよ。万年の後には死と云えば自殺より外に存在しないものの様に考えられる様になる」

こんな会話が頭に残っているうちに読んだのが、まさに2人の自殺を描いた『こころ』だったからね。なんていうか、巡り合わせとは妙なものです。
そういえば、ちょっと前に読んだ『ノルウェイの森』も自殺が描かれた本だったし、西の魔女も死んでいったし、悲しい絵本を読んだり・・・。最近読んだ本を振り返ってみると、こいつちょっとヤバイのかな?って思われそうだな(苦笑)。全然そんなつもりはないんだけどな〜・・・。
さて、次は何読もうかな。