読了

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)

最近の日記は読書日記か?(化!)
そういえば、今年になって初めての村上春樹ではないか?!この人の本は、ほかにも4冊積読にしてあるから、これから固め読みしていこう。
第1弾はこの本でした。6つの短編が収められていて、どれも話しにつながりは無いんだけど、どの話しにも地震(阪神大震災)が関係している。と言っても地震は重要なテーマではない。(と思った)
当たり前だけど、どれもやっぱり『村上春樹』っていう文章なんだよね〜(笑)。「UFOが・・・」では、冴えない男が、不思議な女2人と出会って・・・という話。「アイロンの・・・」では、シングルモルトの描写はまさに村上さんらしい(ホントは角瓶だったけど)。「タイランド」のニミットさんは、カフカの大島さんっぽい。ジャズ好きで運転が上手くて有能。「カエルくん・・・」は、羊男っぽいし(苦笑)。最後の話の熊の「まさきち」は、流行の音楽なんかは聴かなくて、シューベルトを聴く。
もう、村上春樹万歳!(笑)という1冊でした。