読了

さいごの戦い―ナルニア国ものがたり〈7〉 (岩波少年文庫)

さいごの戦い―ナルニア国ものがたり〈7〉 (岩波少年文庫)

ついに7巻にわたるナルニアの物語も終わりを迎えてしまいました。ロバの無能さや、毛ザルの醜悪さ、物言うけものたちの考える力のなさに、イライラしながら、この先どうなってしまうのか気になってしょうがなくて、一気に最後まで読み終えてしまった。それだけ読ませる内容だったということです。
最後は今までの登場人物が勢ぞろいでしたね。それもこれもみんな・・・しまったからという、なんともいえない結末だった。まあそれは大した問題じゃなくて・・・、結局この「さいごの戦い」で思ったことは、自分で考える事がいかに大切かということじゃないかな。ロバのように自分では何も考えないで、誰かの意見に従って愚かな事をしてる人は多いんじゃないかな。
さて、これで全巻読み終えたわけですが、いろいろな教訓だとか宗教の教えのような難しい話は置いといて、ナルニアという異世界を巡る不思議な冒険物語として、素晴らしい話であったことは間違いないですね。
約3週間楽しめた。映画いつ見に行こうかな。