読了

魔術師のおい―ナルニア国ものがたり〈6〉 (岩波少年文庫)

今回はナルニア国誕生の話しです。物語の流れから言うと、一番最初に起こった出来事ですね。俺は『ナルニア国ものがたり』を読み始める前に、この7冊を年代順に並べると6→1→5→2→3→4→7になると書いてあるのを見て、この6巻を最初に読んでみようかと思ったのです。結局1巻から順に読んだんだけどね。まあ、どっちから読んでもそれなりに楽しめるのではないでしょうか。
この6巻は、著者が『ナルニア国ものがたり』を通じて子供達に訴えたい事が全て書かれているのではないでしょうか。今までの5巻よりもさらに多くの人生の教訓が書かれていて、これぞ児童文学！といった感じだった。だけど、果たしてこの内容が全部子供に理解できるか？といったら疑問だけどね。
そういえば、このあと1巻に続くわけだけど、ディゴリーがナルニアに植えたりんごの木はどうなってしまったのだろう・・・。6巻と1巻の間にも物語が2･3冊書けそうだな。
さて次はいよいよ最終巻だ。