読了。
- 作者: 鈴木カオリ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/02/01
- メディア: 単行本
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早大自転車部初の女子選手が綴る壮絶青春記
酒びたりの18歳だった私はある日、早大自転車部初の女子部員となった。 バニーガールのバイト。血みどろの落車事件。大病など…。横浜青葉台『轍屋自転車店』の女房になるまでを描く。 今の時代女として「全力で生きる」とは、どういうことか? 煮えたぎる文体で描くパンクな青春放浪記。
このタイトルはどういう思いでつけたんだろう?本の内容を表しているとは思えないんだけどね・・・。やっぱり『轍屋』の宣伝だろうか?(笑)まあ、これはこれでいいとして、話としては、笑いあり涙ありでとてもよかった。
ファミレスでカブの生き方を知って、カオリが思ったことを次のように書いてあった。
体が弱いからこそ、自分の好きな事だけに人生を使おうとするのではないか。回り道をしている暇はない。雑多な人間関係にいたずらに体力を消耗することなく、感情を次々と処理し、ひたすら我が道を駆け抜けていくのである。
こういう生き方ってよく分かる。