読了。

青葉台駅チャリンコ2分 (BE‐PAL BOOKS)

青葉台駅チャリンコ2分 (BE‐PAL BOOKS)

これも自転車好きの知り合いに借りて読んだ本。

早大自転車部初の女子選手が綴る壮絶青春記
酒びたりの18歳だった私はある日、早大自転車部初の女子部員となった。 バニーガールのバイト。血みどろの落車事件。大病など…。横浜青葉台『轍屋自転車店』の女房になるまでを描く。 今の時代女として「全力で生きる」とは、どういうことか? 煮えたぎる文体で描くパンクな青春放浪記。

このタイトルはどういう思いでつけたんだろう?本の内容を表しているとは思えないんだけどね・・・。やっぱり『轍屋』の宣伝だろうか?(笑)まあ、これはこれでいいとして、話としては、笑いあり涙ありでとてもよかった。
ファミレスでカブの生き方を知って、カオリが思ったことを次のように書いてあった。

体が弱いからこそ、自分の好きな事だけに人生を使おうとするのではないか。回り道をしている暇はない。雑多な人間関係にいたずらに体力を消耗することなく、感情を次々と処理し、ひたすら我が道を駆け抜けていくのである。

こういう生き方ってよく分かる。