第12戦ドイツGP 決勝

ここ2戦ほど退屈なレースが続いていたけど、今日のレースはなかなか面白かった。
まずは予想通りのスタート後の混乱。1・2コーナーのゴタゴタで何台かが接触。なんだか当然のように佐藤琢磨接触フロントウィングを壊す始末。この人、運が悪いのか?それとも腕がないのか?まったくねぇ・・・(苦笑)。
ミハエルは、スタートこそ5番手から3番手にジャンプアップするも、レース中ずっとペースが上がらない。おかげで中盤にバトンがミハエルをパス。このバトル、タイヤかすだらけのインに飛び込んで、しっかりブレーキングしたバトンも凄いが、インをきっちり車1台分空けて走るミハエルの腕も凄い。その後、ファイナルラップにもフィジケラがミハエルをパスした。パスする前の周に解説の川井さんが、「ブレーキ大丈夫だから行け!と今無線が飛びました。」って言ったあとすぐだったからな〜。これでパスするフィジケラも凄いが、あそこで的確な指示を飛ばすルノーのエンジニアも凄かった。
問題はマクラーレンだ。ポールから順調に走っていたライコネンが、レース中盤にマシントラブルでリタイア。シーズンも後半に入ったというのにまだ壊れるか?!この人こそツキがないんだな〜(苦笑)。それからモントーヤ。予選で自らのミスでスピンを喫してしまい、決勝では最後尾からのスタート。にもかかわらず、前戦からの速さは本物で、終わってみれば2位になってるという始末。これもある意味大問題じゃない?(笑)。まったく・・・、ちぐはぐなチームだ。
ジョーダンは、あっちでフラフラこっちでフラフラ、おまけにビルヌーブに気づかずラインを塞ぐ始末。今回ビルヌーブは気の毒だったな〜。
こんな感じで、結局優勝したのはルノーアロンソ。今季6勝目。この安定感だと、もうこのまま行きそうだな。2位は最後尾から追い上げたモントーヤ。予選が悔やまれるな。3位は調子が上がってきたバトン。今後どこまで追い上げられるだろうか。4位に最後ミハエルをかわしたフィジケラ。5位ミハエル。6位ラルフ。7位クルサード。8位マッサ。・・・。
次は来週31日のハンガリーGP。7月4戦目。大忙しだ。