読了。
- 作者: 河合隼雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2004/11/25
- メディア: 単行本
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タイトルの印象はよくないけど、帯の文句はなかなかだと思った。
「書物との出会いを通して人は新しい自己を発見する。」
「ユーモアと洞察に満ちた人間理解のための最適のガイドブック。」
この本読むと、この先何ヶ月かは「読みたい本が無い!」などと嘆く事は無くなるんじゃないかな(笑)。
俺がこの本を誰かに薦めるとしたら、「まず本屋でP196から5ページだけ立ち読みしてみて興味が湧いたら買いよ!」って言うな。俺が河合隼雄とか知らなくて、村上春樹を読んだことあるなら、これの部分読んだら興味湧くと思うからね。
ちょっと面白い(?)話しが^^;。。。半分ぐらいまで読んだところで、自分はいかに今まで読書をしてなかったのか!ということを考えさせられた。漱石とか、モンテクリスト伯とかが面白かったとか言われても、読んだことないし・・・。だから、土曜日にブック・オフに行ったときに、こういうのないかな〜と思って探したけど無かったんだよね〜。で、この時買ったのが村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』と遠藤周作の『沈黙』なんだけど、本を読み進めていると、この2冊についても書かれているんだよね〜(笑)。『ねじまき鳥クロニクル』は、前に読んだ河合さんの本にも書かれていたので、いづれ買おうと思っていたから驚かなかったけど、『沈黙』は、適当に選んだ本だっただけに、書かれているのを読んで「これ買ってるやん!」と思ってビックリした。積読にしようと思っていたのに、旬なときに早速読んでおかなくては!