たまにはこんなのもいいかも。

オーロラの彼方へ―Michio’s Northern Dreams〈1〉 (Michio’s Northern Dreams 1)

オーロラの彼方へ―Michio’s Northern Dreams〈1〉 (Michio’s Northern Dreams 1)

星野道夫という人は聞いた事あって、写真家という事ぐらいは知っていたけど、作品を見るのは今回が初めて。という事で、『Michio's Northern Dreams』という5冊シリーズの写真集を買ってみることにした。とりあえず3冊買ってみた。
届いた時にふと思ったのは、写真集というぐらいだから、A4か、もうちょっと大きいサイズの本だと思っていたんだけど、いわゆる普通の単行本サイズの本だったから、『あらっ?^^;』って感じ拍子抜けした。しかーし、中身は想像以上に感動的だった。買ってよかった。
内容は、1ページめくる毎に写真と(詩的な)文章が交互に載せてあるというスタイル。この1は、『オーロラの彼方へ』というだけあって、オーロラをメインに白熊やアザラシ(?)がちょこちょこっと。
しかし、このオーロラの写真はすげーなー。大地が『練』を行ってるみたいだった。(HUNTER×HUNTERの練ね^^;) オーラとオーロラって・・・。いや、なんでもないです(笑)。
写真だけかと思ったら・・・、この人、詩人だ。

人間がもし本当に知りたいことを知ってしまったら、私たちは生きてゆく力を得るのだろうか、それとも失ってゆくのだろうか。そのことを知ろうとする想いが人間を支えながら、それが知り得ないことで私たちは生かされているのではないだろうか。

極限の自然の中で生きた人だけあって、写真にも言葉にも説得力が半端じゃない。いやー、すごいです。